マンチェスター・ユナイテッドは2017-18シーズンにライバルのマンチェスター・シティに勝ち点差を19もつけられて2位に終わった。2位は悪くない成績だが、マンCとの差は想像以上に開いている。
サポーターとしては今夏の補強でマンCとの差を縮めてほしいところだろうが、ここまでそれほど派手な動きは見せていない。シャフタール・ドネツクからブラジル代表MFフレッジ、ポルトからポルトガル人DFディオゴ・ダロトを獲得したくらいで、ベースは昨季からあまり変わっていない。
英『Daily Mirror』は新シーズンの予想スタメンを紹介しているが、やや補強が不十分と考えているようだ。
GKはダビド・デ・ヘアで不動で、最終ラインの顔ぶれは右からアントニオ・バレンシア、フィル・ジョーンズ、エリック・バイリー、アシュリー・ヤングと変わらない。ダロトはバレンシアのバックアッパーとなるだろう。
中盤はネマニャ・マティッチ、ポール・ポグバ、新加入のフレッジの3人が務める可能性が高く、前線はアレクシス・サンチェス、ロメル・ルカク、残る1枠をマーカス・ラッシュフォード、ジェシー・リンガード、アントニー・マルシャルで奪い合う構図か。
同メディアはセンターバックに不安があると指摘し、トッテナムからDFトビー・アルデルヴァイレルトを獲得できれば大きいと主張。さらに前線にレアル・マドリードFWガレス・ベイルを加える夢の補強ができれば、ジョゼ・モウリーニョのチームはほとんど完成形になると見ているようだ。
マンCとの差は補強面だけではないが、昨季と変わらぬ陣容で戦い抜けるのか。不安に感じているサポーターもいるはずだ。
・予想スタメン
GK
ダビド・デ・ヘア
DF
アントニオ・バレンシア(ディオゴ・ダロト)
フィル・ジョーンズ(クリス・スモーリング)
エリック・バイリー
アシュリー・ヤング(ルーク・ショー)
MF
ネマニャ・マティッチ(マルアン・フェライニ)
フレッジ(アンデル・エレーラ)
ポール・ポグバ
FW
アレクシス・サンチェス
ロメル・ルカク
アントニー・マルシャル(マーカス・ラッシュフォード、ジェシー・リンガード)