初回猛攻&コービン好投でDバックス快勝 リゾー初登板

【ダイヤモンドバックス7-1カブス】@リグリー・フィールド

初回にいきなり5点を先制したダイヤモンドバックスが敵地でのカブス4連戦の初戦を制した。ダイヤモンドバックス打線は初回からカブス先発のルーク・ファレルに襲い掛かり、A.J.ポロック、ケテル・マーテイ、ジェフ・マシスのタイムリーなどで5点を先制。2回表にはポール・ゴールドシュミットに22号ソロが飛び出した。先発のパトリック・コービンは6回裏に内野ゴロで1点を失ったものの、7回98球を投げて9三振を奪い、1失点の好投。ダイヤモンドバックスは7対1で快勝し、コービンは今季7勝目(4敗)をマークした。

カブスはニック・アーメッドにタイムリーを浴びて点差が6点に広がった8回表二死一塁の場面で、ランディ・ロサリオに代えて捕手のビクトル・カラティーニをマウンドへ送り込んだ。カラティーニは打者1人を抑えて8回表を乗り切り、続投した9回表はゴールドシュミットにヒットを打たれたものの、デービッド・ペラルタを併殺打に打ち取って二死走者なし。ここでカブスのジョー・マドン監督は一塁手のアンソニー・リゾーを5番手投手として起用し、リグリー・フィールドに詰めかけたカブスファンは大いに沸いた。リゾーは2球でポロックをセンターフライに打ち取り無失点。試合後、ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は今後ゴールドシュミットを登板させる可能性があるかを問われ、「そんなことをしたらクビになっちゃうよ。ゴールドシュミットが登板することはないだろうね」と笑っていた。

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