気象庁は26日、向こう1か月の予報を発表した。北・東・西日本は暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は高い見込み。特に8月前半までは、気温のかなり高い所がありそうだ。また、北・東・西日本は、週末から週明けに台風12号の影響を受ける予想で、その後も湿った気流や気圧の谷の影響を受けやすく、東日本を中心に向こう1か月の降水量が多い所がありそうだ。
暑さまだまだ続く
週別の気温予報によると、1週目(7月28日~8月3日)は北・東・西日本で、2週目(8月4日~10日)は東・西日本で気温が平年より高くなる見通し。とりわけ、8月上旬に高温傾向が顕著な東日本の太平洋側、近畿、中国、四国、九州北部に対し、気象庁は「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、健康管理や農作物の管理に注意するよう呼びかけている。
むしろ南はしのぎやすい
一方、沖縄・奄美は周辺の海面水温が低く、向こう1か月の気温は平年並か低い見込み。また、高気圧に覆われやすいため向こう1か月の降水量は平年並か少なく、日照時間は平年並みか多い見込み。