戦列復帰初戦のパクストンが快投 マリナーズ完封勝利

【アストロズ0-2マリナーズ】@セーフコ・フィールド

マリナーズは故障者リストからの復帰初戦となった先発のジェームス・パクストンが7回82球を投げて被安打3、奪三振8、無四球、無失点という素晴らしいピッチングでアストロズ打線を圧倒。打線は6回裏にアストロズ先発のゲリット・コールからネルソン・クルーズのタイムリー二塁打で2点をもぎ取り、パクストンからアレックス・コロメイ、エドウィン・ディアスと繋いでこの2点を守り抜いた。好投したパクストンは今季9勝目(4敗)。ディアスはチーム106試合目にして早くも40セーブ目をマークした。

マリナーズはアストロズとの首位攻防3連戦に先勝し、アストロズとのゲーム差を3に縮めた。腰の炎症で2週間半にわたって戦列を離れていたパクストンだったが、復帰初戦で見事なピッチング。「腰のことは全く気にならなかった。もし腰を気にしながら投げていたら、今日のようなピッチングはできなかったと思うよ」と完全復活を感じさせるコメントを残した。一方、アストロズ先発のコールも7回途中まで8奪三振2失点の好投を披露。マリナーズのスコット・サービス監督は「両投手とも好投して、素晴らしい投手戦だったね」と試合を振り返ったが、白熱の投手戦を制したマリナーズはこの3連戦で一気にアストロズとの差を縮めておきたいところだろう。

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