ナショナルズ打線大爆発 メジャー11年ぶりの25得点

【メッツ4-25ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナショナルズは初回に打者12人を送り込む猛攻を見せるなど、打線が大爆発。初回に7点を先制したあと、2回からは4イニング連続で3点を奪い、5回終了時点で大量19点をリードした。8回裏にはキャリア初登板となったメッツのホゼ・レイエスに猛攻を浴びせ、さらに6点を追加。1試合25得点はメジャーでは2007年8月22日(現地時間)のオリオールズ戦でレンジャーズが30得点を記録して以来11年ぶりのことであり、ナショナルズの球団新記録となった。

ナショナルズは6番のダニエル・マーフィーが2本塁打を含む3安打6打点の大活躍を見せたほか、4番のライアン・ジマーマンは初回に放ったタイムリーが通算1695本目のヒットとなり、球団記録を更新。7回1失点で今季5勝目(12敗)をマークした先発のタナー・ロアークまでが2安打3打点をマークし、驚異の大勝で勝率5割復帰を果たした。指名打者なしの試合での25得点は、1995年8月18日(現地時間)のロッキーズ戦でカブスが26得点を記録して以来23年ぶりであり、1番から9番までスタメン9人全員が複数の得点を記録したのは、指名打者なしの試合に限定すれば1936年5月24日(現地時間)のアスレチックス戦でヤンキースが記録して以来、実に82年ぶりの快挙となった。メッツはジェフ・マクニールがメジャー初本塁打、オースティン・ジャクソンが移籍後初本塁打を放ったものの、投手陣がナショナルズ打線の勢いを止められず、屈辱の大敗を喫した。

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