ブレーブスが9回表に1イニング3本塁打で鮮やか逆転勝利

【ブレーブス9-5ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

ブレーブスは1点ビハインドで迎えた9回表にエンダー・インシアーテの10号3ラン、ルーカス・デューダの14号ソロ、ヨハン・カマルゴの18号2ランと3本のホームランが飛び出し、一挙6得点のビッグイニングで逆転に成功。鮮やかな逆転勝利を収め、敵地でのダイヤモンドバックス4連戦を3勝1敗で終えた。5回まで両軍無得点で進行した一戦は、6回表にブレーブスがロナルド・アクーニャJr.の25号2ランで先制するも、直後の6回裏にダイヤモンドバックスが4点を奪って逆転。そのまま逃げ切りを図ったダイヤモンドバックスだったが、クローザーのブラッド・ボックスバーガーが痛恨の逆転弾を浴び、急遽登板したヨアン・ロペス(メジャー初登板)もブレーブス打線の勢いを止められなかった。

逆転弾を放ったインシアーテは「このチームは決して諦めないんだよ」と誇らしげに試合を振り返った。「このカードを勝ち越したのは本当に大きいよ。タフなチームが相手だったからね。でも、ビハインドで9回を迎えたからといって終わりというわけではないんだ」とインシアーテ。地区2位のフィリーズがメッツに敗れたため、2位とのゲーム差は4.5に広がり、地区優勝に向けてまた一歩前進した。なお、20歳のアクーニャJr.は21歳を迎える前のシーズンで25本塁打という史上7人目の快挙を達成。エディ・マシューズ、オーランド・セペダ、アル・ケーライン、トニー・コニグリアーロ、フランク・ロビンソン、メル・オットーという名選手たちに肩を並べた。

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