ドジャース打線が7本塁打の大爆発 本拠地新記録21得点

【ブリュワーズ5-21ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャース打線が7本塁打を含む18安打21得点の猛攻を見せ、ブリュワーズに21対5で大勝。同率で地区首位に並んでいたダイヤモンドバックスが敗れたため、単独首位に浮上した。ドジャースは1回裏にジョク・ピーダーソンが15号同点ソロを放ち、その後は3回裏にコディ・ベリンジャーが18号グランドスラム、4回裏にヤシエル・プイーグが13号ソロ、5回裏にブライアン・ドージャーが18号3ラン、6回裏にジャスティン・ターナーが6号2ラン、7回裏にはピーダーソンが16号3ラン、プイーグが14号2ランを放って1試合7本塁打。21得点は球団では2001年7月21日(現地時間)のロッキーズ戦以来17年ぶりであり、本拠地ドジャー・スタジアムにおける新記録となった。

ドジャース先発のクレイトン・カーショウは6回5安打2失点の安定したピッチングで今季5勝目(5敗)をマーク。しかし、カーショウのピッチングがほとんど印象に残らないほど、猛攻のインパクトは強烈だった。3回から7回まで5イニング連続で本塁打が飛び出し、ベリンジャーは5打点、ピーダーソン、ドージャー、プイーグの3人が4打点を叩き出す大活躍。試合に出場した11人の野手のうち、ヒットを打つことができなかったのは、途中出場で2打数ノーヒットに終わったオースティン・バーンズだけだった。ブリュワーズは先発のヨーリス・チャシーンが5回途中9失点(自責点8)でノックアウトされ、リリーフ投手陣も滅多打ち。7回以降は敗戦処理としてユーティリティ・プレイヤーのエルナン・ペレス(1回5失点)と控え捕手のエリック・クラッツ(1回無失点)を登板させざるを得なかった。

© MLB Advanced Media, LP.