ジマーマンが6回1失点の好投 タイガース接戦制す

【カブス1-2タイガース】@コメリカ・パーク

タイガースは初回にカブス先発のカイル・ヘンドリックスから連打で無死一、三塁のチャンスを作り、ニコラス・カステヤーノスの内野ゴロとビクトル・マルティネスのタイムリーで2点を先制。その後は毎回のように走者を出しながらも追加点を奪うことはできなかったものの、先発のジョーダン・ジマーマンが6回1失点の好投を見せ、2対1で接戦を制した。ジマーマンのあとを継いだドリュー・バーヘイゲン、ジョー・ヒメネス、シェーン・グリーンも各1イニングを無失点に抑える好投。カブスはヘンドリックスが10安打を浴びながらも7回2失点と力投したが、打線がアンソニー・リゾーの19号ソロによる1点のみに封じられた。

ジマーマンはナショナルズ時代にカブスと9度対戦し、1勝5敗・防御率4.58とあまり得意にはしていなかった。さらに、今季のオールスター・ブレイク後は5先発で1勝4敗・防御率5.96・被OPS.978とめった打ち状態。不安が残る状態での先発となったが、スライダーとカーブが有効に機能し、苦手のカブスを相手に6回1失点の好投で今季6勝目(5敗)をマークした。一方のカブスは5試合連続で1得点に終わり、3連敗。5試合連続でソロ本塁打による1点のみという「タイムリー欠乏症」に陥っており、少し心配な状況だ。

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