カージナルスが接戦制す 今季初の3カード連続勝ち越し

【カージナルス2-1パイレーツ】@PNCパーク

カージナルスがパイレーツとの接戦を制して敵地での3連戦に勝ち越し。カブスに2勝1敗、ロッキーズに3勝1敗、パイレーツに2勝1敗と勝率5割以上の強豪相手のカードをいずれも制し、今季初の3カード連続勝ち越しとなった。カージナルスは両軍無得点で迎えた5回表にマット・カーペンターの29号ソロとジェッド・ジョーコのタイムリーで2点を先制し、先発のジャック・フラハティは6回3安打無失点の好投。2番手のチェイセン・シュリーブがアダム・フレイジャーに4号ソロを浴びたものの、その後はリリーフ陣が1点のリードを守り抜いた。

3試合連続本塁打で連続出塁を24試合に伸ばし、本塁打王争いでリーグトップに並ぶとともに自己記録(2015年の28本塁打)を更新したカーペンターは「(3カード連続勝ち越しは)とても大きなことだ。チームにとって自信にもなるよ」とチームの勝利を振り返った。投手陣を中心に戦力を再編し、若手中心のチーム構成となったカージナルスだが、直近10試合を7勝3敗で終え、ワイルドカード圏内まで4ゲーム差の位置につけている。現在のようにベテランと若手が上手く噛み合えば、逆転でのポストシーズン進出も決して不可能ではないだけに、勝利を重ねて自信を付けつつあるカージナルスの今後の戦いに期待したい。

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