ケーヒル6回無失点の快投 アスレチックス完勝で6連勝

【タイガース0-6アスレチックス】@オークランド・コロシアム

アスレチックスは先発のトレバー・ケーヒルが6回93球を投げてタイガース打線をわずか3安打に抑え、奪三振10、与四球1、無失点という好投を披露。打線は3本塁打などでケーヒルを援護し、6対0で完勝して本拠地でのタイガース3連戦をスイープした。4回裏にクリス・デービスの31号ソロとラモン・ラウレアーノのタイムリーで2点を先制したアスレチックスは、7回裏にマット・チャップマンの15号2ラン、8回裏にマット・オルソンの22号2ランでそれぞれ2点を追加。ケーヒルのあとはユスメイロ・ペティート、ルー・トリビーノ、ライアン・バクターが各1イニングを無失点に抑え、完封リレーを完成させた。

2カード連続のスイープで6連勝となったアスレチックスは、6月16日(現地時間)以降の成績が両リーグ最高の33勝10敗。この日敗れた地区首位・アストロズとのゲーム差は4に縮まった。今季のタイガースとの対戦を7戦全勝で終えたアスレチックス。同一シーズンで7試合以上の対戦を全勝で終えるのは球団史上4度目であり、今季は対ブルージェイズに続いて2カード目。「シーズン中に7試合をスイープするのは難しいことだよ」とボブ・メルビン監督は語ったが、「我々はそれをトロントとデトロイトに対してやってのけたんだ。チームがとても良い状態であることの証だよね」とチームの快進撃に手応えを感じている様子だった。

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