バウアー快投&打線は2ケタ得点 インディアンス快勝

【ツインズ0-10インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

インディアンスは先発のトレバー・バウアーが6回11奪三振無失点の快投を見せ、打線も11安打10得点と機能してバウアーを援護。地区2位のツインズに10対0で完勝し、2位とのゲーム差を10に広げた。インディアンス打線は初回からツインズ先発のカイル・ギブソンを攻め、無死二、三塁からホゼ・ラミレスの犠牲フライとエドウィン・エンカーナシオンの内野ゴロで2点を先制。4回裏にはヨンダー・アロンゾの19号ソロ、ブランドン・ガイヤーの6号2ランなどで4点を追加し、6回裏にはジェイソン・キプニスに11号ソロ、7回裏にはエンカーナシオンに25号3ランが飛び出した。バウアーは11勝目(6敗)をマーク。ツインズは投手陣が打ち込まれたほか、打線もわずか3安打に封じられ、文字通りの完敗だった。

昨季、自己最多の17勝&196奪三振をマークしたバウアーは、この試合5つ目の三振を3回表にボビー・ウィルソンから奪い、自身初となるシーズン200奪三振を達成。インディアンスでは球団史上11人目の快挙となった。バウアーはその後も好投を続け、今季10度目の2ケタ奪三振を記録。6回無失点の好投で防御率は2.25まで向上した。勝ち星ではコリー・クルーバーやカルロス・カラスコに後れを取っているものの、投球回数や防御率、奪三振数ではチームトップの成績をマーク。今や、クルーバーやカラスコに勝るとも劣らない先発ローテーションの軸へと成長したと言っても過言ではないだろう。今後も順調に白星を積み重ねれば、昨季の17勝を上回ることも不可能ではないはずだ。

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