エンゼルス上位打線機能 10安打6得点で3連勝スイープ

【タイガース0-6エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

タイガース3連戦に臨んでいるエンゼルスは前日、大谷翔平の3ランなどもあって連勝。迎えた3戦目でもその勢いが残っており初回から先制すると投打ともしっかりと機能して6得点でチームは完封勝利を挙げ、今カードのスイープに成功した。

先発のハイメ・バリアは初回のアウトをすべて三振で奪う立ち上がりで調子のよさをみせた。それに応えるかのようにその直後、先頭のコール・カルフーンがセンターへ一発を放ち幸先よく先制する。その後、5回にはジャスティン・アップトンとアルバート・プーホルスによる2者連続弾が飛び出してさらに3点を追加し、バリアを強力援護。リードに守られたバリアは6回途中5安打無失点の好投でマウンドを降り、今季7勝目の権利を得た。

反撃したいタイガースは4回に先頭のジャイマー・キャンデラリオがツーベースを放って得点圏に走者を置くも後続が続かず、チャンスを逃す。その後も走者こそ出すが、ホームが遠くエンゼルスリリーフ陣に7回からは無安打に終わった。一方の勝利したエンゼルスは大谷の出場こそなかったものの上位打線がチームを引っ張り、よい流れを引き寄せた。

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