セベリーノ今季15勝目 ヤンキースが3連戦をスイープ

【ヤンキース7-3ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

ヤンキースは先発のルイス・セベリーノが初回にホゼ・アブレイユのタイムリー二塁打などで2点を失ったものの、直後の2回表にオースティン・ロマインとシェーン・ロビンソンの連続タイムリーで同点とし、さらにジャンカルロ・スタントンが27号グランドスラムを放って一気に逆転。立ち直ったセベリーノは7回109球3失点と先発の役割をしっかり果たし、今季15勝目(5敗)をマークした。前カードのレッドソックス4連戦で痛恨の被スイープを喫したヤンキースだが、ホワイトソックス3連戦を見事スイープ。地区首位・レッドソックスとは9.5ゲームの大差がついているものの、依然としてシーズン100勝ペースをキープしている。

直近5先発で1度も6イニングを投げ切ることができず、期間中の防御率が8.28と絶不調に陥っていたセベリーノが7回3失点の力投でチームの勝利に貢献した。5連敗でシカゴに乗り込んだヤンキースだったが、すでにポストシーズン争いから脱落しているホワイトソックスを相手に3連戦をスイープ。アーロン・ブーン監督は「今は苦しい戦いが続いているけど、これらの勝利はチームにとって非常に大きいよ」と語り、格下相手の3連勝に安堵の表情を見せた。15勝目をマークしたセベリーノは「序盤は速球が少し高めに浮いてしまった」と反省。「そのあとは初回より良いピッチングができたと思う。野手に助けてもらったよ」と野手陣への感謝を口にしていた。

© MLB Advanced Media, LP.