7回零封のロイヤルズ・フィルマイアーがメジャー初勝利

【カブス0-9ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ロイヤルズはメジャー5度目の先発登板となったヒース・フィルマイアーがナ・リーグ中部地区の首位を走るカブスの強力打線を相手に7回98球を投げ、被安打3、奪三振3、与四球2、無失点という好投を披露。打線は2回裏にドリュー・ビュテラのタイムリー二塁打で2点を先制し、試合終盤にも7点を追加して24歳の若手右腕を援護した。投打が噛み合ったロイヤルズはカブス相手に9対0で完勝し、フィルマイアーはメジャー通算9登板目・5先発目にして嬉しいメジャー初勝利をマーク。カブスは打線がフィルマイアーの前に沈黙し、6回まで2失点で耐えていた先発のホゼ・キンターナも7回に力尽きた。

フィルマイアーは初回先頭打者のアンソニー・リゾーに投手強襲のヒットを打たれたものの、最初の6イニングでカブス打線に許したヒットはこの1本だけ。7回表一死一、二塁のピンチもウィルソン・コントレラスを見逃し三振、カイル・シュワーバーをショートフライに打ち取り、7回無失点の快投で後続にマウンドを託した。ネッド・ヨスト監督は「(初回先頭打者の打球を受けたあと)勢いに乗って素晴らしいピッチングをしてくれたね」とフィルマイアーの好投を絶賛。「試合を通して良いボールを投げていた。7回のピンチもそれほど心配していなかったよ」と若手右腕のピッチングを振り返った。

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