新たな戦力を獲得することなく、トッテナムの今夏の市場は閉幕した。プレミアリーグ史上初の補強ゼロとなり、サポーターも大丈夫なのかと不安に感じていることだろう。
しかし伊『Calciomercato』は、トッテナムサポーターに気落ちすることはないとメッセージを送っている。というのも、同メディアは今夏のトッテナムの補強ゼロを昨夏のナポリと重ねているからだ。
昨夏のナポリも目立った補強をせず、一方で主力の売却もなかった。戦力の維持を目指し、その結果が勝ち点91獲得だった。惜しくもセリエA制覇は逃してしまったものの、勝ち点91はクラブの最多勝ち点記録だった。
同メディアは、トッテナムもハリー・ケインなど頼れる選手が揃っていることから、昨季以上の結果を望むことも不可能ではないと見ている。昨季のナポリと違うのは今夏ロシアワールドカップがあったため、主力の一部が疲労していることか。その問題をクリアできるかどうかだが、サポーターも昨季のナポリのような例もあると期待を胸にシーズンの幕開けを迎えるべきだろう。