今後長きにわたって日本代表の脅威となるであろう存在がオーストラリア代表MFダニエル・アルザニーだ。ロシアワールドカップでも出番を与えられていた19歳の攻撃的MFは、今夏マンチェスター・シティに引き抜かれた。そこからスコットランドの強豪セルティックにレンタル移籍すると見られている。
想像以上に早いステップアップとなったわけだが、ワールドカップ終了後にオーストラリア代表の監督に就任したグラハム・アーノルドもアルザニーの移籍が上手くいくはずと確信を持っている。英『FourFourTwo』によると、アーノルドはアルザニーが非常に知的な選手であり、セルティックでも上手くやれるはずと語っている。
「彼にとっては大きな移籍だ。彼はとても知的な青年なんだ。最も重要なことは、どこへ行こうともプレイタイムを確保しなければならないと彼が理解していることだ。セルティックでチャンピオンズリーグのメンバーに入ることで、オーストラリアにいる時以上にプレイタイムを得られると考えている。彼が上手くやると確信しているよ」
セルティックはスコットランド国内では圧倒的な力を持っており、常に攻撃的なサッカーを展開できる。アルザニーのような選手にとっては個性を活かしやすい環境と言えよう。この海外移籍から順調に成長すれば、日本にとっても厄介な相手となりそうだ。