8回にピラーが10号逆転2ラン ブルージェイズ逆転勝利

【ブルージェイズ6-5ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ブルージェイズとロイヤルズによる4連戦の第2戦は、ブルージェイズが先行しながらもロイヤルズが2度追い付き、7回裏にはロイヤルズがホルヘ・ボニファシオのタイムリー二塁打でついに主導権を握った。ところが、直後の8回表にブルージェイズはケビン・ピラーの10号2ランで逆転に成功。このリードを5番手のタイラー・クリッパードからクローザーのケン・ジャイルズへ繋ぐリレーで守り抜き、今シリーズの対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。

8回表のブルージェイズは二死からアレドミス・ディアスが四球を選んで出塁し、打席にはピラー。見逃しストライクとファウルであっという間に追い込まれたものの、カウント0-2からの3球目、カーブが甘く入ったところを逃さず、レフトスタンドへ逆転弾を叩き込んだ。「(ロイヤルズ3番手のブレイン・ボイヤーは)きっと失投したんだと思う。それを逃さず最大限に生かすことができたよ」と満足げに語ったピラー。「ここ3~4試合は良い打席が増えていると感じているんだ。シーズンはまだまだ残っているし、(ポストシーズン進出は難しくなったけど)最後までベストを尽くしたいね」と残り試合に向けての意気込みを口にしていた。

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