レンジャーズ逆転勝利 大谷は「4番DH」で1安打1打点

【エンゼルス6-8レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

先発のアリエル・ジュラードが初回に5点を失ったレンジャーズだったが、2点ビハインドで迎えた8回裏に打線が繋がり、一挙4点を奪って逆転勝利。本拠地でのエンゼルス4連戦の初戦を制した。エンゼルスは初回先頭打者からの5連打を含む6安打を初回に集中し、大量5点を先制。2回表にはコール・カルフーンに17号ソロが飛び出し、試合を優位に進めていたが、4回表無死満塁のチャンスをトリプルプレイで潰すなど、3回以降は追加点を奪うことができなかった。エンゼルスの大谷翔平は「4番・指名打者」で先発出場。初回にタイムリーを放ったが、2つの三振を喫し、4打数1安打1打点に終わった。

エンゼルス優勢だった試合の流れが変わったのは4回表だろう。エンゼルスは2安打と1四球で無死満塁のチャンスを作り、打席にはデービッド・フレッチャー。打球は三塁のジュリクソン・プロファーへのゴロとなり、プロファーが三塁ベースを踏んで1アウト。三塁へ戻ろうとした三塁走者のテイラー・ウォードにタッチして2アウト。そして、二塁のルーグネッド・オドーアに送球して二塁がフォースアウトとなり、トリプルプレイが完成した。大ピンチを切り抜けたレンジャーズは8回裏に無死一、二塁のチャンスを作り、ジョーイ・ギャロのタイムリー二塁打でまず1点。その後、二死満塁となり、秋信守(チュ・シンス)の押し出し四球で同点とし、オドーアのタイムリーと暴投で2点を勝ち越して試合をひっくり返したのだった。

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