ロッキーズ・グレイが7回途中2失点で3年連続2ケタ勝利

【パドレス2-6ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ロッキーズは1点を先制された直後の1回裏にカルロス・ゴンザレスのタイムリーで同点とし、続く2回裏にはトニー・ウォルターズのタイムリー三塁打などで2点を勝ち越し。6回裏にはイアン・デズモンドのタイムリー三塁打で2点を追加するなど、その後も優位に試合を進め、6対2でパドレスに勝利した。ロッキーズ先発のジョン・グレイは初回に先制を許し、7回表にはフレディ・ギャルビスに11号ソロを浴びたものの、7回途中89球2失点の好投。各10勝をマークした過去2シーズンに続いて3年連続となる2ケタ勝利に到達した。

ロッキーズのバド・ブラック監督は「今日は安定した勝ち方だったね」と満足げに試合を振り返った。「各選手がしっかり役割をこなせば、こういう試合ができるんだ。シーズンを通してこういう試合ができるのが理想だね」とブラック。グレイを筆頭に投手陣が相手打線をしっかり抑え、打線も2ケタ安打で援護。2回裏に勝ち越したあとは常に主導権を握り、安定した試合運びで勝利を手にした。6月末にはAAA級降格の屈辱を味わったグレイだが、再昇格後は7先発のうち6試合でクオリティ・スタートを記録するなど、本来のピッチングを取り戻しつつある。この調子でいけば、自己最多となる11個目の白星を手にするのも時間の問題だろう。

© MLB Advanced Media, LP.