今夏ブレーメンに加入した日本代表FW大迫勇也は、決してサイズのある選手ではない。182cmは欧州サッカー界では平均レベルと言っていいだろう。しかし、そのサイズからは考えられぬほど体を張ったプレイが上手い。
独『Kreiszeitung』は、大迫を「小さな怪物」と評する。そのサイズからヘディングシュートを次々と決めているからだ。18日に行われたDFBポカール1回戦のヴォルムス戦ではヘディングから得点を記録。さらにプレシーズンでもビジャレアル戦でヘディングから得点を記録している。
また同メディアは「大迫ハンパないって!」の言葉の由来を説明すると同時に、ロシアワールドカップのコロンビア代表戦でヘディングシュートを突き刺したことにも触れている。大迫はコーナーキックからヘディングシュートを突き刺しており、屈強なコロンビア守備陣から頭で得点を奪っている。ブレーメンでもハンパない活躍が期待されているのだ。
ヘディングではないが、セネガル代表戦でもカリドゥ・クリバーリなど190cmを超える大型センターバック相手に互角のパワー勝負を演じていた。ボールをキープのも上手く、体の使い方が巧みだ。日本人FWとしては珍しいタイプと言うことができ、ブレーメンでハンパないストーリーを続けてくれることに期待だ。