Wソックスの有望株・コペックが好投 メジャー初勝利

【ホワイトソックス7-2タイガース】@コメリカ・パーク

ホワイトソックスはメジャー2度目の先発登板に臨んだ有望株右腕マイケル・コペックが6回86球1失点の好投を披露。打線は3回表にアビサイル・ガルシアの2点タイムリーとダニエル・パルカの19号2ランで4点を先制すると、その後もヨアン・モンカダのタイムリー三塁打などで追加点を奪い、好投するコペックを援護した。投打が噛み合ったホワイトソックスは、敵地でのタイガース4連戦を3勝1敗で勝ち越し。コペックは記念すべきメジャー初勝利をマークした。

デビュー戦は悪天候によりわずか2イニングを投げただけで降板となってしまったコペックだが、この試合では6回86球を投げて7安打を浴びながらもタイガース打線を1点に抑える好投。不安視された制球も86球のうち61球がストライクと安定し、2つの死球を与えたとはいえ、前回登板に続いて無四球で登板を終えた。「今日は決して本調子ではなかったけど、(ベストでなくても)自分のボールでメジャーリーグの打者をアウトにすることができるということがわかった」と登板を振り返ったコペック。メジャー初勝利については「まだ実感が湧かないよ」と話していたが、「これからも勝ち続けていきたいね」とその視線はすでに次なる登板を見据えていた。

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