ケンプが2本塁打含む3安打の活躍 ドジャース大勝

【ドジャース11-2ブリュワーズ】@ナショナルズ・パーク

マット・ケンプの一発を合図として猛攻を開始したドジャースが、5得点のビッグイニングを2度も作り、15安打11得点で逆転勝利。ブリュワーズとの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。初回に2点のビハインドを背負ったドジャースは、2回表にケンプの16号ソロ、マニー・マチャドとジャスティン・ターナーのタイムリー二塁打などで一挙5点を奪って逆転に成功。3回表にはケンプに2打席連発となる17号ソロが飛び出し、5回表にもローガン・フォーサイスとオースティン・バーンズのタイムリーなどでさらに5点を追加した。ドジャース先発のアレックス・ウッドは6回2失点と先発の役割を果たし、今季6勝目(5敗)をマーク。大敗したブリュワーズは7~8回に内野手のエルナン・ペレス、9回に捕手のエリック・クラッツがマウンドに上がり、合計3イニングを無失点に抑える好投を見せた。

打線の援護に守られて勝利投手となったウッドは「これ以上に強力な打線は想像できないよ」と自軍の打線について語った。先日、オリオールズからトレードでマチャドを獲得し、この日は故障で欠場が続いていたターナーがスタメン復帰。昨季の新人王、コディ・ベリンジャーがスタメンを外れるほどの層の厚さとなった。「僕が一緒にプレイしたなかで最強の打線の一つだと思う」とウッド。その言葉の通り、ドジャース打線はブリュワーズ投手陣に15安打11得点の猛攻を浴びせてウッドを援護した。不安材料は股関節の張りを訴えて途中交代したターナーのコンディション。デーブ・ロバーツ監督は「故障者リスト入りの可能性もある」とターナーの状態について言及した。

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