アストロズがビッグイニングを2度作り逆転勝利で6連勝

【アスレチックス4-11アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アストロズは先発のゲリット・コールが2本の2ランを浴び、3回までに4点を失ったものの、3回裏に7安打を集中して5点を奪い、逆転に成功。1点リードで迎えた8回裏にはアレックス・ブレグマンの25号3ランとタイラー・ホワイトの9号3ランで一挙6得点のビッグイニングを作り、アスレチックスとの首位攻防3連戦の初戦を制した。コールは6回4失点ながら打線の援護に助けられ、今季12勝目(5敗)をマーク。アスレチックスは先発のブレット・アンダーソンが3回途中5失点でノックアウトされ、首位アストロズとのゲーム差が2.5に広がった。

今季12勝目をマークしたコールは「打線が5点を取ってくれたあとは、相手打線をしっかり抑えないといけないと思った」とマウンドでの心境を振り返った。2回表にマーカス・セミエンに11号2ラン、3回表にはマット・チャップマンに21号2ランを浴び、3回までに4失点。気持ちが切れてしまってもおかしくない展開だったが、3回裏に打線が逆転してくれたことでコールはもう一度気合いを入れ直した。4回からの3イニングを無失点で切り抜け、6回表一死二塁のピンチではクリス・デービスとマット・オルソンを連続三振。打線の援護にコールがしっかり応えた瞬間だった。故障離脱していた主力選手が次々に戦列復帰を果たし、ベストメンバーが揃いつつあるアストロズ。ブレグマンは「みんなが健康なら、僕たちは球界でベストのチームだよ」と力強く宣言した。

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