オリオールズが17安打の猛攻 ロジャース初先発初勝利

【ブルージェイズ5-12オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

新人左腕対決となった一戦は、オリオールズ打線がブルージェイズ先発のトーマス・パノーンに猛攻を浴びせ、4回途中7失点でノックアウト。その後も攻撃の手を緩めず、17安打12得点の猛攻で2連勝とした。初回にクリス・デービスのタイムリーで先制したオリオールズは、3回裏にティム・ベッカムの9号3ランなどで4点を追加。4回裏にはクレイグ・ジェントリーが1号ソロを放ち、5回裏にはジョナサン・ビヤーとジェントリーのタイムリーで2点、8回裏にもトレイ・マンシーニの犠牲フライとデービスのタイムリー二塁打で3点を追加した。

パノーンと投げ合ったのは7月下旬にザック・ブリットンとのトレードでヤンキースから移籍してきたジョシュ・ロジャース。移籍後、AAA級での5先発で2勝1敗、防御率2.08と結果を残し、メジャー初登板初先発のマウンドに抜擢された。序盤の3イニングを無失点に抑えたあと、4回表にケビン・ピラーのタイムリーで1点、5回表にジャスティン・スモークの20号2ランで2点を失ったものの、5回85球3失点の力投。打線の援護にも恵まれ、記念すべきメジャー初勝利をマークした。ロジャースとともに加入したコディ・キャロルも日本時間8月2日にメジャーデビューを果たしており、主力選手を次々に放出したオリオールズはすでに来季以降に向けて動き始めている。

© MLB Advanced Media, LP.