雨天サスペンデッドとなった一戦はカブスがサヨナラ勝ち

【メッツ1-2xカブス(延長11回)】@リグリー・フィールド

前日の試合が雨天サスペンデッドとなり、10回表から再開された一戦は、カブスが11回裏に無死満塁のチャンスを作り、アルバート・アルモーラJr.が見逃し三振に倒れたあと、ベン・ゾブリストがセンターへのサヨナラタイムリーを放って決着した。メッツは6回表に先発のジェイコブ・デグロムが自らタイムリーを放って先制。デグロムは7回裏にデービッド・ボーティに同点犠牲フライを許したものの、8回10奪三振1失点の好投を見せた。試合は1対1のまま延長戦に突入し、カブスがサヨナラ勝ちで7連勝。11回表を無失点に抑えたジェシー・チャベスに今季5勝目(2敗)が記録された。

メッツは10回表、11回表と2イニング連続でランナーを出したものの、いずれも併殺でチャンスを潰して無得点。一方のカブスは11回裏に先頭のハビアー・バイエズが四球を選んで出塁すると、続くビクトル・カラティーニの送りバントが相手のミスを誘い、無死二、三塁とチャンスが拡大。これを今季7度目のサヨナラ勝ちに繋げた。打線はデグロムをなかなか攻略できなかったものの、カブス先発のコール・ハメルズも5回93球無失点の力投を見せ、カブス移籍後の成績は6先発で防御率0.69に。ハメルズのあとを継いだ6人のリリーバーも粘り強いピッチングでメッツ打線に得点を許さず、チームのサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

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