パルカ&デービッドソンの一発でWソックス逆転サヨナラ

【タイガース2-4xホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

ホワイトソックスが2人のスラッガーの一発で劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、本拠地でのタイガース3連戦の初戦を制した。タイガースは2対1と1点リードで迎えた9回裏にクローザーのシェーン・グリーンを投入。しかし、ホワイトソックスは先頭のダニエル・パルカが逆方向へ21号同点ソロを叩き込み、続くウェリントン・カスティーヨがヒットで出塁すると、マット・デービッドソンが初球を振り抜き、レフトへ20号サヨナラ2ランを放った。タイガースは9回表にビクトル・マルティネスの9号ソロで勝ち越したものの、クローザーのグリーンが一死すら取れない大誤算。ホワイトソックスは9回表に勝ち越し弾を被弾した3番手のジェイス・フライが打線に助けられ、今季2勝目(2敗)をマークした。

全得点が本塁打によって生み出された試合に相応しい結末だった。初回にホワイトソックスがニッキー・デルモニコの8号ソロで先制し、タイガースは7回表にニコ・グッドラムが16号ソロ、9回表にマルティネスが9号ソロを放って逆転に成功。そして9回裏にホワイトソックスがパルカとデービッドソンの一発で一気に試合を決めた。「サヨナラ本塁打は本当に特別なものだし、とにかく試合に勝つことができて嬉しいよ」とデービッドソン。この一発が今季20号となり、26本塁打を放った昨季に続いて2年連続のシーズン20本塁打到達となった。また、ホワイトソックス先発のレイナルド・ロペスは7回98球1失点の好投を披露。残念ながら勝利投手にはなれなかったものの、今季5勝目をマークした前回登板(7回1失点)に続く見事なピッチングだった。

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