戦列復帰のシューメイカーが好投 エンゼルス接戦制す

【エンゼルス3-1レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

エンゼルスは故障者リストから戦列復帰を果たした先発のマット・シューメイカーが5回62球を投げてレンジャーズ打線をわずか2安打に封じる好投を披露。対するレンジャーズは継投戦法を採用し、先発のジェフリー・スプリングスが2イニング、2番手のアリエル・ジュラードが4イニングを無失点に抑え、6回まで両軍無得点の投手戦が展開された。7回表、エンゼルスはテイラー・ウォードが3号先制2ランを放って均衡を破り、デービッド・フレッチャーのタイムリーで3点目。レンジャーズはその裏にジョーイ・ギャロのタイムリー二塁打で1点を返したものの、エンゼルスが細かな継投でリードを守り抜いた。エンゼルス2番手のテイラー・コールがメジャー初勝利をマーク。なお、エンゼルスの大谷翔平と田澤純一に出場機会はなかった。

右前腕の故障からおよそ5ヶ月ぶりに復帰したシューメイカーは「ワクワクしたよ」と復帰登板を振り返った。「戻ってくることができて嬉しい。調子はとても良い感じだよ」との言葉通り、安定したピッチングで5イニングを無失点。打線の援護がなく、勝利投手にはなれなかったが、上々の復帰登板だったと言えるだろう。マイク・ソーシア監督はシューメイカーの復帰登板について「(長期離脱していたから長いイニングを投げる)スタミナはまだ回復していないけど、投げているボールの質は良かったし、球速も戻っていた。効率の良いピッチングで5イニングを投げ抜いてくれたね」と評価。大谷に続いて頼もしい戦力が先発ローテーションに戻ってきた。

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