アップトンの活躍でエンゼルス勝利 大谷は代打で四球

【エンゼルス7-3パドレス】@ペトコ・パーク

エンゼルスはジャスティン・アップトンが5回表に26号2ラン、7回表にタイムリーを放つなど3安打3打点の活躍で打線を牽引し、この試合がメジャーデビュー戦となったテイラー・ウォードも2回表に先制タイムリー二塁打を放つなど2安打1打点の活躍。先発のハイメ・バリアは5回1失点と試合を作り、投打が噛み合ったエンゼルスが7対3で勝利を収めた。大谷翔平は3点リードの9回表無死一塁の場面で代打として登場し、ストレートの四球で出塁。その後、今季6個目の盗塁を決めた。

2015年のドラフトで1巡目(全体26位)指名を受けてエンゼルスに入団したウォードがメジャー初昇格を果たし、「7番・三塁」でメジャーデビューした。「最初は少し緊張していた」というウォードだが、2回表のメジャー初打席で先制タイムリー二塁打を放つと落ち着きを取り戻し、「3回くらいからは落ち着いてプレイすることができたよ」とコメント。第2打席は四球、第3打席はヒットを放ち、メジャー初打席から3打席連続で出塁する上々のデビュー戦となった。「見ていて楽しかったよ。素晴らしい仕事をしてくれたね」とマイク・ソーシア監督も新人三塁手の活躍を絶賛。エンゼルスは2連勝で再び貯金生活に突入したとはいえ、ポストシーズン争いからはすでに脱落しており、ウォードには今後もある程度の出場機会が与えられることになりそうだ。

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