エンゼルス・ヒーニーが12奪三振の快投 大谷は1安打

【エンゼルス1-0ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

先発投手に故障者が相次ぐ苦しいシーズンとなっているエンゼルスだが、そのなかでアンドリュー・ヒーニーが最も信頼できる先発投手としての地位を固めつつある。ヒーニーはホワイトソックス打線を相手に7回96球を投げて自己最多となる12個の三振を奪い、3安打無失点という安定感抜群のピッチングを展開。エンゼルスは7回表にコール・カルフーンのタイムリーでもぎ取った1点を4投手による完封リレーで守り抜き、ヒーニーは今季9勝目(9敗)をマークした。ホワイトソックスは先発のレイナルド・ロペスが6回10奪三振無失点の快投を見せたものの、打線が沈黙。本拠地のエンゼルス3連戦で被スイープを喫した。

エンゼルスのマイク・ソーシア監督は「今日はアンドリュー(・ヒーニー)にとって素晴らしいゲームになったね」と試合を振り返った。「三振をたくさん奪っただけでなく、投手有利なカウントを作り、ストライクゾーンを有効に活用していた。良い速球を投げていたし、変化球を交えて相手打者を苦しめていた」とソーシア。「とても力強いピッチングだったよ」と賛辞は止まらなかった。なお、前日の試合で本塁突入の際に右膝を強打した大谷翔平だったが、「4番・指名打者」で元気に先発出場。4回表の第2打席で四球を選び、8回表の第4打席ではライトへの二塁打を放って3打数1安打1四球だった。

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