9回表ホズマー決勝アーチ パドレスが1点差ゲーム制す

【パドレス7-6レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

悪天候により試合開始が3時間遅れ、8回に1時間半以上の中断を挟んだ一戦は、6対6の同点で迎えた9回表にエリック・ホズマーが16号決勝ソロを放ち、パドレスが7対6で勝利した。オースティン・ヘッジスの12号2ラン、ルイス・ウリアスの2号2ランなどにより5回表終了時点で6対1と5点をリードしたパドレスだったが、5回裏にホゼ・ペラザの2点タイムリー二塁打とジョーイ・ボットーの11号3ランで5点を失い、一気に同点。その後は両軍リリーフ陣が好投し、膠着状態が続いていたが、レッズのクローザー、ライセル・イグレシアスからホズマーが放った一発が決勝点となった。

ホズマーがキャリア初となる3試合連続本塁打でチームを勝利に導き、パドレスは敵地でのレッズ4連戦を2勝2敗で終えた。「とにかくボールを打ち上げることを考えていた」というホズマーにとって、まさに狙い通りの一発。「僕は調子が良いとき、逆方向に強い打球を打てるんだ」との言葉通り、逆方向となる左中間へ決勝弾を叩き込んだ。アンディ・グリーン監督も「ホズマーは良いスイングをしているね。このカードでは彼はいつも以上にボールをしっかり打ち上げていた。彼がボールを打ち上げると、良いことが起こるんだよ」とホズマーの好調を実感している様子。パドレスは先発のジェイコブ・ニックスが5回途中6失点でノックアウトされたものの、リリーフ陣が計5イニングを無失点に抑え、5番手のクレイグ・スタメンに今季7勝目(2敗)が記録された。

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