ニューカム6回1失点で12勝目 ブレーブス80勝到達

【ブレーブス4-1ジャイアンツ】@AT&Tパーク

ブレーブスは先発のショーン・ニューカムが6回1失点の好投を見せ、打線は1対1の同点で迎えた7回表にダンズビー・スワンソンの犠牲フライで勝ち越しに成功。9回表にはオジー・アルビーズのタイムリー三塁打とスワンソンのスクイズで貴重な2点を追加し、4対1で勝利を収めた。好投したニューカムは今季12勝目(8敗)をマーク。ジャイアンツ先発のデレック・ロドリゲスは7回途中2失点(自責点1)で今季16先発目にして13度目となるクオリティ・スタートを記録したものの、打線の援護に恵まれず、今季3敗目(6勝)を喫した。

勝利したブレーブスは試合がなかった2位フィリーズとのゲーム差を今季最大の5に広げ、地区優勝へのマジックナンバーを15とした。直近5先発で防御率7.99と不振に陥っていたニューカムは安定したピッチングで6回3安打1失点。7回表の攻撃で代打を送られ、余力を残した形での降板となったが、「5点のリードがあれば続投させていただろう」とブライアン・スニッカー監督はニューカム交代の意図を説明した。その一方で、指揮官は「彼はまさに我々が必要としていたことをやってくれた。良いピッチングだったよ」とニューカムの好投を称賛。5月に5勝0敗、防御率1.54という素晴らしいピッチングを見せた若手左腕が完全復調を遂げれば、この先の戦いに向けて頼もしい戦力となるに違いない。

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