ドジャースがレッズに今季初勝利 ピーダーソン同点弾

【ドジャース8-1レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

今季レッズに6戦全敗だったドジャースは、1点ビハインドの4回表に反撃を開始。ジョク・ピーダーソンがセンターへの21号ソロを放って同点に追い付くと、二死一塁からヤスマニ・グランダルがライトへの大飛球を放ち、外野席のファンがグラブを差し出してフェンスの前で捕球してしまったものの、一塁走者マックス・マンシーの生還が認められて逆転に成功した(記録はタイムリー二塁打)。5回表にはジャスティン・ターナーとグランダルのタイムリーなどで4点、6回表にもターナーとグランダルのタイムリーで2点を追加し、8対1で快勝。試合が終了した時点で、地区首位ロッキーズとのゲーム差は1に縮まった。

試合後、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「我々は彼ら(=レッズ)を倒すことができるんだよ」と冗談ぽく語った。今季は開幕からレッズに6連敗。この試合を落とせばシーズンを通じての「完全スイープ」となるところだったが、試合中盤に打線が繋がり、今季最終対戦でなんとか1勝をもぎ取った。好調のターナーが2安打3打点の活躍を見せれば、グランダルも3本のタイムリーを放って3安打3打点の大活躍。投手陣も7人の継投でレッズ打線を5安打1得点に封じた。明日からはワイルドカード争いのライバルであるカージナルスとの4連戦がスタート。今季の行方を大きく左右する重要な4試合となりそうだ。

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