フィルミーノの後継者? 同じ道辿る22歳の大型ブラジル人FWとは

ホッフェンハイムのジョエリントン photo/Getty Images

現在リヴァプールでサディオ・マネ、モハメド・サラーと欧州屈指の3トップを形成しているブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは、ブンデスリーガのホッフェンハイムで成長したアタッカーだ。ホッフェンハイムが欧州デビューの舞台で、そこで過ごした5シーズンのパフォーマンスがリヴァプール指揮官ユルゲン・クロップの目に留まったのだ。

そのフィルミーノに続くのではと期待されているのが、同じくホッフェンハイムに所属する22歳のブラジル人FWジョエリントンだ。ジョエリントンは2015年にブラジルのスポルチ・レシフェからホッフェンハイムに加入したのだが、当時は10代ということもあってオーストリアのラピード・ウィーンにレンタル移籍していた。そこで79試合21得点の結果を残し、今夏ホッフェンハイム復帰を果たしたのだ。

ホッフェンハイムは今夏にFWマルク・ウートが予定通りシャルケに合流し、アタッカーのセルジュ・ニャブリもバイエルンに復帰した。その穴を埋めるために指揮官ユリアン・ナーゲルスマンはジョエリントンの呼び戻しを選んだというわけだ。

ナーゲルスマンもジョエリントンの能力を評価しており、「彼は以前から才能があったが、オーストリアで大いに伸びた」とコメントしている。今季はすでに先発で起用されており、フィルミーノのように数年後にステップアップしてブラジル代表入りなんてシナリオも考えられる。

ブンデスリーガ公式はジョエリントンを「フィルミーノの後継者」と呼んでいるが、ナーゲルスマンの下で欧州トップレベルのサッカーを学べば飛躍する可能性は大いに考えられる。186cmのサイズを誇る若きブラジル人FWは今季の注目株だ。

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