フォース・インディア、2台そろって予選トップ10入り「アップデートが効果を発揮している」とペレス:F1シンガポールGP土曜

 2018年F1シンガポールGPの土曜予選で、レーシング・ポイント・フォース・インディアのセルジオ・ペレスは7番手、エステバン・オコンは9番手だった。

■レーシング・ポイント・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=7番手
 素晴らしい結果だよ。今日のパフォーマンスには本当に満足している。完璧なアタックをするのが難しいコースで、ほぼ完璧に近いラップを走れたと思う。

 僕らは直接のライバルたちよりも前で、トップ集団のすぐ後ろにいる。ハースに対しては0.4秒、ルノーには0.6秒のアドバンテージがあるんだ。アップデートしたパッケージが、すでに違いを生んでいることを証明できていると思う。このコースは通常、僕らの強みを生かせない場所だから、ペースを発揮できたことをうれしく思っている。

 明日のレースは2時間近くと、長いものになる。シンガポールは事故やセーフティカーが最終的な結果に影響するので、退屈なレースになったことなどない。チェッカーフラッグまでマシンを走らせ、ミスを回避し、シンガポールの8戦中8回というポイント獲得記録を達成できることを願っている。

 ハイパーソフトタイヤでスタートするので、後ろのマシンに負かされてしまうかもしれないが、ここではコース上でのポジションが非常に重要だ。モナコほどではないけれど、追いかける立場よりも、前で防御する立場の方がいい。

エステバン・オコン 予選=9番手
 今夜の結果をとてもうれしく思っている。僕らには素晴らしいマシンがあるし、アップデートも本当によく機能しているから、今日達成した結果に満足していいと思う。

 ウォールにこすってしまったことで少しタイムを失っただろうから、僕のQ3でのアタックは理想的ではなかった。これがなければ、グリッドのもう少し上につくこともできたかもしれない。

 明日に向けてはいい感触を持っている。レースでは何が起きてもおかしくないから、トラブルを避けつつ機会をうかがう。ここではオーバーテイクが容易ではないので、1周目が本当に重要になる。ポイントを多く獲得できるだけのレースペースはあると思うよ。

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