ノルウェーアルミ大手「ハイドロ」、ベルギー工場に溶解炉増設

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 ノルウェーのアルミ大手ハイドロは、アルミ鋳造などを手掛けるベルギー・グラン工場の溶解能力を増強する。新たに年産能力6万トン規模の溶解炉を増設し、2019年前半までに試運転に移る計画。SMSグループが13日発表した。

 ハイドロは輸送機や産業機器、建設などの幅広い用途でアルミが使用されることで、アルミスクラップのリターン材が増えていることに対応するため、グラン工場のリサイクル能力を引き上げることを決めた。今回導入するハートウィッチ・エンジニアリング社(オーストリア)の「Ecomelt-PS200マルチチャンバー溶解炉」は、汚染度の高いスクラップにも対応できる設備で、ゴムやプラスチック、油、塗装が付着したものでも環境負荷を少なくして対応できる。