インディアンス・クルーバー8回3失点で自己最多19勝目

【ホワイトソックス3-5インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

3年連続の地区優勝をすでに決めているインディアンスは、エースのコリー・クルーバーが2本塁打を浴びながらも8回11奪三振3失点の好投を披露。2014年、2016年、2017年にマークした自己記録の18勝を上回る今季19勝目(7敗)をマークした。最初の5イニングを無失点に抑えたクルーバーは、5点リードの6回表にダニエル・パルカとオマー・ナルバエスに本塁打を浴び、7回表にはヨルマー・サンチェスにタイムリー二塁打を許して2点差に追い上げられたものの、8回表二死1・2塁の場面ではライアン・ラマーをショートゴロに打ち取ってピンチを脱出。107球の力投で8イニングを投げ抜いた。クルーバーはこの試合で5年連続となる200投球回と200奪三振に到達。これは球団史上初の快挙となった。

インディアンスはすでにポストシーズンの戦いを見据えて先発ローテーションの調整に入っており、地区シリーズ第1戦での先発が見込まれるクルーバーは今季初めて中7日で登板。これは本人の希望によるものであると伝えられているが、登板間のルーティーンを大切にするクルーバーにとって異例のことでもある。それだけ今回のポストシーズンにかける思いが強いということなのだろう。そんなクルーバーを打線もしっかり援護し、2回裏にメルキー・カブレラとヤン・ゴームスのタイムリーで2点を先制。5回裏にはジェイソン・キプニスの16号ソロとヤンディ・ディアスのタイムリーで3点を追加し、リードを5点に広げた。両リーグ一番乗りで地区優勝を決めたインディアンスは、着実にポストシーズンへの準備を進めている。

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