ヤンキースがクルーバー攻略 ヒックス決勝タイムリー

【ヤンキース7-4インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

ヤンキースがインディアンスの絶対的エース、コリー・クルーバーを攻略して逆転勝利。貯金を今季最多の30とした。先発のルイス・セベリーノがエドウィン・エンカーナシオンに21号ソロを浴びるなど、初回に2点を先行されたヤンキースだったが、3回表にブレット・ガードナーが8号同点2ラン。1点をリードされた直後の4回表にはディディ・グレゴリアスの16号ソロなどで2点を奪い、逆転に成功した。4対4の同点で迎えた8回表にはアーロン・ヒックスがクルーバーからタイムリー二塁打を放つなど2点を勝ち越し。9回表にはガードナーにこの試合2本目となる9号ソロが飛び出した。ヤンキース救援陣は6回以降の4イニングを無安打無得点に封じる見事なパフォーマンスでチームの勝利に大きく貢献。クルーバーは8回途中6失点で5敗目(12勝)を喫した。

ヤンキースは1番から7番までの各打者がヒットを放ち、難敵・クルーバーをノックアウト。2本塁打を放ったガードナーは「上位から下位まで、僕たちの打線には層の厚さがある。クルーバーを相手に良い仕事ができたと思うよ」と難敵撃破に胸を張った。一方、今季5敗目を喫したクルーバーは「彼らは球界で最高の打線の一つだ。1番から9番まで良い打者が揃っているからね。今日のように何度も失投をしてしまったら打たれてしまうのは当然だよ」とコメント。8回途中まで粘り強く投げ続けたものの、チームを勝利に導けなかったことに悔しそうな表情を見せた。

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