新人・スチュワートが初本塁打 オリオールズ接戦制す

【ブルージェイズ1-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

オリオールズは「8番・指名打者」で先発出場したDJスチュワートが3回裏に右翼ポール直撃のメジャー初本塁打を放ち、1点を先制。7回裏には二塁打で出塁したスチュワートがセドリック・マリンズのタイムリーで生還し、リードを2点に広げた。投げては先発のジミー・ヤカボニスが4回無失点、2番手のマイク・ライトJr.が2回無失点の好投を披露。3番手のミゲル・カストロが8回表にビリー・マッキニーに5号ソロを浴び、1点を返されたものの、継投で1点リードを守り抜き、本拠地での被スイープを回避した。

日本時間9月12日にメジャー昇格、翌13日にメジャーデビューを果たした24歳の新人スラッガーが大きな仕事をやってのけた。前日の試合でメジャー初安打を放ったばかりのスチュワートは、3回裏に先制弾、7回裏に追加点のきっかけとなる二塁打を放ち、2安打1打点2得点の活躍。チームの勝利に大きく貢献した。2015年のドラフトでオリオールズから1巡目(全体25位)指名を受けてプロ入りしたスチュワートは、今季AAA級で打率.235、12本塁打、OPS.716に終わったものの、2017年にAA級で21本塁打を放ったパンチ力は大きな魅力。183センチ/104キロの身体に似合わずマイナーで3年連続2ケタ盗塁とスピードもあり、打撃の粗ささえ改善されれば面白い存在になりそうだ。

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