パドレスが一挙5得点の猛攻で逆転 マイヤーズ決勝弾

【ジャイアンツ4-8パドレス】@ペトコ・パーク

パドレスは先発のロビー・アーリンが2回表に相手先発投手のクリス・ストラットンに先制の3点タイムリー二塁打を許してしまったが、直後の2回裏に無死1・2塁のチャンスを作り、コリー・スパンジェンバーグとフレディ・ギャルビスのタイムリー、マニュエル・マーゴの犠牲フライであっという間に同点。さらにウィル・マイヤーズに11号2ランが飛び出し、一挙5得点のビッグイニングとなった。1点差に詰め寄られた直後の8回裏にはギャルビスがダメ押しの12号3ラン。5回81球3失点の力投を見せたアーリンは今季4勝目(7敗)をマークした。

パドレス加入3年目となった昨季は自己最多の30本塁打を放ったマイヤーズだが、今季は3度の故障者リスト入りのほか、三塁へのコンバートにも苦戦し、苦しいシーズンに。しかし、この試合では一挙5得点のビッグイニングを完成させる勝ち越し弾を放ち、「重要な場面で打つことができて良かった。ここ数週間はあまり活躍できていなかったから」と喜びを口にした。アンディ・グリーン監督は「今季の打撃成績は彼が求めていたものではなかったと思う。故障の影響もあってリズムを掴むのが難しかったみたいだね」とコメント。それでも「彼は依然として特別なことができる選手なんだ。今夜はそれを証明してくれたと思うよ」と活躍を称えていた。

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