今年1月にリヴァプールが100億円で獲得したオランダ代表DFフィルヒル・ファン・ダイク。
彼は2013年にフローニンゲンからセルティックへ、2015年にセルティックからサウサンプトンへとステップアップしてきた。
ただ、セルティック時代にアーセナルが獲得するチャンスがあったそう。
『beIN Sport』によれば、セルティックの元アシスタントコーチであるジョン・コリンズがこう明かしたという。
ジョン・コリンズ(元セルティックアシスタントコーチ)
「アーセナルのチーフスカウトは彼があまりに無自覚だと思った。
それは彼の試合の一部だったかもしれないが、それ以外に多くのものを備えている。
スピード、パワー、バランス、配球力があり、空中戦にも強い。
少し無自覚にもなりうるが、彼はクオリティのある選手だ」
その無自覚さを懸念して、獲得を断っていたとのこと。17億円ほどで引き抜けたというが…。
実はリヴァプールもブレンダン・ロジャーズ監督時に安く獲得できるチャンスがあったが、それを逃していたとも。
ジョン・コリンズ(元セルティックアシスタントコーチ)
「リヴァプールでブレンダン・ロジャーズ監督のアシスタントだったギャリー・マカリスターに私はこう伝えた。『フィルヒルを連れて行ってくれることを願っている』と。
だが、ブレンダンは彼を気に入らなかった。すでにいる選手より上だとは考えなかったんだ。
1200万ポンド(17.6億円)ほどの獲得コストだっただろう。
全てのチームが彼のことを定期的にチェックしていたが、彼がやっているのはスコットランド選手相手だという懸念があった。
とはいえ、強くてパワフルで、バランスのとれた選手だったと言うことが出来たよ」