シールズが200投球回到達 Wソックス逆転サヨナラ勝ち

【インディアンス4-5xホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

ホワイトソックスは2点ビハインドの9回裏に四球とヒットで無死1・3塁のチャンスを作り、ヨルマー・サンチェスのタイムリーで1点差。続くレウリー・ガルシアが送りバントを決め、一死2・3塁からダニエル・パルカの2点タイムリーで劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。ホワイトソックス4番手のイアン・ハミルトンが嬉しいメジャー初勝利。インディアンスは5回から登板して好投していた2番手のカルロス・カラスコが最後に崩れた。

ホワイトソックス先発のジェームス・シールズはヤン・ゴームスの16号ソロなどで4点を失ったものの、112球の力投で6イニングを投げ抜き、先発投手として最低限の役割を果たした。この試合がシールズにとって33度目の先発登板であり、そのうち26試合で6イニング以上。2007年から9年連続で200投球回をクリアしたイニング・イーターに相応しい仕事ぶりで、3年ぶりに200投球回に到達した。7勝16敗、防御率4.53と成績自体は冴えないものの、若手主体のチーム構成で不安定な戦いが続くなか、先発ローテーションの一角を担い続けた功績は大。再建途上のホワイトソックスで奮闘する36歳のベテラン右腕は、若手投手の良き手本となっている。

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