若手が強豪クラブで生き残っていくには、国内カップ戦で結果を出していくしかない。25日のカラバオ杯3回戦でオックスフォードと対戦したマンチェスター・シティもブラヒミ・ディアスやオレクサンドル・ジンチェンコら若手を先発させたが、中でも輝きを放ったのはMFフィル・フォデンだ。
イングランドの未来とも期待される18歳のフォデンは、試合終了間際にダメ押し点となる3点目を記録するなど3‐0の完勝に貢献。期待通りの働きを見せたわけだが、この活躍を指揮官ジョゼップ・グアルディオラも喜んでいる。
英『sky SPORTS』によると、グアルディオラはプレッシャーをかけたくないとしつつも、マンCで長く活躍できる逸材と高い評価を下している。
「彼がイニエスタのようになるとは言わないよ。プレッシャーをかけたくないからね。イニエスタは私が見てきた中でもベストプレイヤーの1人だ。だからフィルにプレッシャーはかけられない。ただ、彼はこのクラブに10年留まるだけのクオリティを有しているし、彼も残りたいと思う。クラブだって残ってほしいだろう。ただ、1歩1歩だ。彼は継続的にプレイする必要がある。彼には我々とプレイするためのスキルが全て備わっていると思うよ」
フォデンがいつスタメンを奪取できるかは分からないが、数年後にはビッグな選手に成長していることだろう。マンCがしっかりとチャンスを与えれば、「マンCのイニエスタ」と呼べる選手が完成するかもしれない。