【ALDS】アストロズ大勝でスイープ ALCS進出決定

【アストロズ11-3インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

アストロズがホームで連勝し、舞台をインディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドに移して行われたア・リーグ地区シリーズ第3戦は、6回終了時点で2対1とインディアンスが1点をリードしていたものの、アストロズが終盤の猛攻で逆転に成功。最終的には11対3という大差でインディアンスを破り、3連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

敵地で連敗して追い込まれたインディアンスは、先発のマイク・クレビンジャーが5回99球を投げてアストロズ打線をジョージ・スプリンガーのソロによる1点のみに抑える好投を披露。一方、アストロズ先発のダラス・カイケルも5回裏にフランシスコ・リンドーアに勝ち越しソロを浴びたものの、5回78球2失点と安定したピッチングを見せた。

7回表、アストロズは無死1・3塁からホゼ・アルトゥーベの内野ゴロの間に同点とし、さらに一死満塁となってマーウィン・ゴンザレスの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功。続く8回表にはスプリンガーのソロ、ゴンザレスのタイムリー、カルロス・コレアの3ランなどで大量6点を追加して試合を決めた。

クレビンジャーが好投したインディアンスだったが、戦前から不安視されていたリリーフ陣が崩壊。敗戦投手となった2番手のトレバー・バウアー(1回1/3を投げて3失点)だけでなく、4番手のコディ・アレン(2/3回4失点)、5番手のブラッド・ハンド(2/3回2失点)、6番手のアダム・シンバー(1回1失点)と終盤に失点を重ね、1勝もできないままポストシーズンの戦いから姿を消すことになった。

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