【ALCS】イバルディ6回2失点 Rソックス敵地で勝利

【レッドソックス8-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

対戦成績を1勝1敗として迎えたア・リーグのリーグ優勝決定シリーズは決戦の地をミニッツメイド・パークに移し第3戦が行われた。初回から両軍とも点の取りあいとなった後は次の1点を争う展開に。3-2となった8回、レッドソックスは劇的な一発で試合を決めた。

レッドソックスは無死一・二塁のチャンスをつくるとJ.D.マルティネスの適時打で先制。続くザンダー・ボガーツの内野ゴロの間にさらに1点を追加しリードを広げた。アストロズはその裏、2死三塁からマーウィン・ゴンザレスの適時打で1点を返すなど点の取りあいとなった。

今試合の先発マウンドに立ったネイサン・イバルディ、ダラス・カイケルの両先発は序盤に失点したものの、調子を取り戻して2回から3イニング連続で無失点の好投。カイケルは5回2失点、イバルディも6回2失点と2人が試合をつくり接戦となった。

3-2とレッドソックスのリードで迎えた8回、試合は大きく動く。1死満塁からミッチ・モアランドの押し出し死球で1点を追加すると続くジャッキー・ブラッドリーJr.がアストロズ5番手、ロベルト・オスーナから満塁弾を放ちこの回で一挙5得点を記録し試合を決めた。最後はエドゥアルド・ロドリゲスが締めて試合終了。敵地で勝利を挙げ、連勝したレッドソックスはこの勢いに乗り次戦でワールドシリーズ進出に王手をかける。

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