MotoGP:最後の日本GPを迎えるペドロサ「もちろん今年もいいレースがしたい」

 MotoGP第16戦日本GPを前に、レプソル・ホンダ・チームのダニ・ペドロサとマルク・マルケスが意気込みを語った。

■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング11位)

 今シーズンいっぱいでMotoGPライダーとしての活動に終止符を打つペドロサ。もてぎのMotoGPクラスでは2011年、2012年、2015年と3勝を記録している。

 今シーズンはここまで表彰台に立てていないペドロサだが、ホンダのホームレースでもあるもてぎでの表彰台登壇に期待がかかる。

「もてぎではこれまでのレースで何度もいい結果を残してきた。このコースを楽しんだときもあったし、困難に見舞われたこともあった。もちろん今年もいいレースがしたいし、ここ数戦と同様にペースとバイクのセットアップ部分の進歩を続けて行きたい」

「日本のファンはいつも歓迎してくれるし、応援してくれる。ファンの前で走ることを楽しみにしている」

レプソル・ホンダ・チーム/マルク・マルケス

■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング1位)

 ランキングトップのマルケスにとって日本GPはタイトル確定に挑戦する最初のレースとなる。もてぎを前にランキング2位のドヴィツィオーゾとは77ポイント差。もてぎ終了時点で75ポイント差以上をつければ、MotoGPクラスでは5回目、グランプリ通算7回目のタイトル獲得となる。

 もてぎのMotoGPクラスでは、2016年に1勝を記録、2013年と2014年、2017年に2位に入賞し、2015年も4位と参戦した全レースで上位入賞している。2014年と2016年にはもてぎでチャンピオンを確定させた経験も持つ。ホンダにとってホームレースとなるもてぎでマルケスがどんな戦いを見せるのか。

「ホンダにとって重要なホームレースは、タイトル確定のための最初のレースとなる。もちろん、ホンダの関係者やファンの前で最高の結果を残すことにトライするが、ストップ・アンド・ゴータイプのコースレイアウトを持つもてぎは、加速が重要な要素となる」

「ドゥカティと戦うためにはこの部分を少し改善する必要がある。集中して落ち着き、可能な限り状況をコントロールしたい。重要なことは目標を達成することだ」

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