ここまで不調のシュトゥットガルト。今季はクラブ創立125周年という節目だが、第8節終了時点で降格圏の17位に沈んでいる。
そんな125周年記念シーズンのアウェイキットとサードキットは、それぞれ街にインスパイアされたデザイン。そしてサードキットは街へのオマージュでもある。
なお、2002-03シーズンから続いたPumaとの契約は今季で最後。来季はJakoのキットを着ることが既に決まっている。
VfB Stuttgart 2018-19 Puma Away
アウェイキットは定番のレッドを基調に、胸には水平ストライプ。ホームキットと同様にエンブレムは胸中央に配している。
パンツとソックスもレッドを基調とし、全身同色でまとめている。画像では確認できないが、ソックスの前面にはクラブ創立年の“1903”が入る。
左胸にはポットをエンボスでプリント。一見不思議な組み合わせだが、このポットはホームスタジアム「メルセデス・ベンツ・アレーナ」の所在地、バート・カンシュタット地区の紋章に描かれているもの。街のシンボルでもあるらしく「カンシュタットのポット」として親しまれている。
VfB Stuttgart 2018-19 Puma Third
新しいサードキットも定番のダークカラーだが、ブラック/イエローの組み合せは珍しい。この2色はホームタウンが属するバーデン=ヴュルテンベルク州の州旗と同じだ。
パンツとソックスの色は、どちらもブラックにイエローの差し色。ネームナンバーは各キット共通のフォントデザインを使用。かなり存在感がある。
このキットで真っ先に目を引く馬のグラフィックだが、これはホームタウンであるシュトゥットガルトの紋章に描かれているもの。この馬がポルシェやフェラーリのエンブレムにも影響を与えている(フェラーリについては“間接的に”と言った方が正しいかもしれないが、詳細は割愛)。
サードキットはホームタウンへのオマージュと言うだけあり、確かに街を色濃く反映した仕上がりとなっている。