きょう5日は、全国的に気温が平年より高く、東北でも20℃を超えた所がある。東京都心は午後2時に21.2℃と平年を3℃上回り、湿度が80％と高いこともあり、外を歩くには上着が必要ないくらいだ。
あす6日（火）以降も全国的に気温の高い日が多く、9日（金）頃は西日本で25℃近くまで上がる所がある見込み。さらに、10日（土）頃からの1週間も、北海道から九州北部（山口県を含む）までの範囲で、気温が平年よりかなり高くなる予想だ。このため気象庁は、「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
なお、今シーズンは北海道の平野部で、まだ初雪を観測していない（11月5日午後2時現在）。10月までに気象台や測候所における、目視での初雪観測がないのは20年ぶりのことだった。このまま高温傾向が続く場合、初雪の観測がさらに遅れる可能性がある。
