FCバルセロナのキットサプライヤーを務めるNikeは16日、両者のパートナーシップ20周年を記念したユニークなマッシュアップ・ジャージを発表した。
Nikeとともに歩んだこの20年間で、バルセロナはリーグ優勝10回、チャンピオンズリーグ優勝4回、国王杯優勝6回と、輝かしい成績を残している。
そんな歴史を凝縮させたこのマッシュアップ・ジャージ。まずはじっくりとデザインを確認し、後半では「どの部分に、どのシーズンを当てたのか」を調べて可視化し、掲載している。
FC Barcelona 2018 Nike 20th Anniversary Mash-Up Kit
Nikeと歩んだ歴史を凝縮したこのデザインには、過去20年間の全てのホームキットを反映させたという。なお、実際のゲームでの着用は予定されていない。
前面と背面では異なるデザイン。Nikeによれば、20周年を祝うにあたり、“ちょっと違った形”の記念ユニフォームを用意したかったという。その結果、このマッシュアップ・ジャージが誕生した。
Hummelがリリースして話題になったデンマーク代表のパッチワーク・ユニフォームのような「継ぎ接ぎ」ではなく、一般的なユニフォームと変わらないスタイル。不規則なストライプ柄という感じになる。
肩周りは、近年のNikeのテンプレートとなっているラグランスリーブ仕様だ。
ここでは、使われたユニフォームの各シーズンを“可視化”した画像と、Nikeがリリースしたイメージビジュアルを掲載。
Nikeはデザイン作成にあたり、過去20年間のホームキットを「注意深く配置した」という。そのためか、必ずしも20年分のユニフォームをバランスよく取り入れたわけではないように見える。
前面はこのような各キットの配置と思われるが、微妙な部分に関しては「?」マークを付けている。実際に調べてみると、予想以上に苦戦するデザインだった。
背面はこんな感じと思われる。調べるにあたり最も難しかったのは、2004-05シーズンのキット。どこを見てもピースがはまらない感じなのだが、もしかしたら2002-03と“兼用”の可能性も。また、ストライプのバランスが似ている98-99と00-01の両キットも同様かもしれない。
イメージビジュアルについては、試合での使用予定が無いということもあり、モデルの着用画像のみとなっている。
この記念ユニフォームは、欧米では21日から販売開始の予定。