日本代表DF吉田麻也がベネズエラ戦で見せたスルーパスが話題になっている。
ここでは、『sportskeeda』による「プレミアリーグで最もボールプレーが巧いディフェンダーTOP3」を見てみよう。
フィルヒル・ファン・ダイク(リヴァプール)
今年1月、DFとして史上最高額で移籍したオランダ代表DF。現在世界最高のCBのひとりとしての地位を確立し、破格の移籍金に見合った価値があることを証明している。
今季の彼は最終ラインで“岩”として君臨し、堅守に貢献。ユルゲン・クロップ監督のもとで最も恩恵を受けている選手のひとりであり、守備だけでなくビジョンも見せつけている。
ボール扱いも落ち着いており、ここまで876本のパスを成功(1試合平均73本)。64本のロングパスも成功させており、これはプレミアリーグでトップだ。
ダヴィド・ルイス(チェルシー)
マウリツィオ・サッリ監督が就任した新生チェルシー。出場機会が激減する選手がいる一方、ルイスは不可欠な存在になっている。
アントニオ・コンテ前監督のもとでは完全に干されていたが、今季はリーグ戦全試合でフル出場。
彼をスタメンに固定して、失った自信を取り戻させたのは、サッリ監督の功績だ。堅守に貢献しつつ、自制も保っており、これまで貰ったイエローカードは1枚のみ。
今季は984本のパスを成功させており、1試合平均では84本。この数字はサッリ監督のボールありきのシステムを如実に語るものだ。
69本のロングパスも通しており、チームのシステムにおいて鍵となる選手であることを証明している。
エメリク・ラポルト(マンチェスター・シティ)
アスレティック・ビルバオに6500万ユーロ(83億円)という莫大なバイアウト額を支払って獲得した24歳のレフティ。
スターがひしめくシティにおいてスタメンの座を確保している。今季のプレミアリーグでフルタイム出場を続けており、これはローテーションを施行しているペップのもとでは驚異的だ。
彼とジョン・ストーンズが最終ラインで強力なパートナーシップを形成していることから、ニコラス・オタメンディはスタメン奪取に苦しんでいる。
ラポルトは1065本のパスを記録し、1試合平均では89本。また、ショートパスをベースとしたペップのチームにありながら、チームトップとなる54本のロングパスも記録している。