リーグ戦12試合で無敗と今季のリヴァプールは絶好調だが、チームはまだまだ若い新戦力を探している。今冬の移籍市場でも何か動きがあるかもしれない。そこで英『Daily Mirror』は、これまでの動きからリヴァプールがターゲットにしているであろう5選手をリストアップしている。いずれも実力者ばかりだ。
1.ジーン・クレア・トディボ(トゥールーズ/DF/18歳)
ユヴェントスも興味を示しているとされるトディボは、今季からトゥールーズの主力を務めるセンターバックだ。リーグ・アンで評価は高まっており、若きフランス人DFを巡って争奪戦が起きようとしている。デヤン・ロブレンやジョエル・マティプらに代わるセンターバック候補と考えるなら興味深い選択肢だ。
2.ケレム・デミルバイ(ホッフェンハイム/MF/25歳)
デミルバイの場合は若手というより即戦力候補だが、このセントラルMFはドルトムントの下部組織に在籍していた経験を持っている。当時のドルトムントは現リヴァプール指揮官ユルゲン・クロップが率いる強力なチームで、そこで居場所を確保することはできなかった。そこからデミルバイはハンブルガーSVやデュッセルドルフを経てホッフェンハイム入りし、ドイツ代表への招集も掴んだ。リヴァプールでクロップとの再会はあるか。
3.ルカ・ヨビッチ(フランクフルト/FW/20歳)
今季のブンデスリーガで特大のサプライズを提供しているのがヨビッチだ。ベンフィカからレンタルで加入しているヨビッチは、ここまでリーグ戦でトップとなる9得点を記録。見事なまでの覚醒を見せている。リヴァプールが誇る強力3トップに得点力をプラスする理想的なターゲットの1人と言えよう。
4.ダエル・フライ(ミドルズブラ/DF/21歳)
こちらもトディボに続く若手センターバックだ。現在はプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)のミドルズブラで主力として活躍しており、イングランドの世代別代表にも選ばれている。チャンピオンシップのタレントの中でも多くのクラブが目をつけている1人と言える。
5.クリスティアン・プリシッチ(ドルトムント/MF/20歳)
最後はプリシッチだ。この5名の中で最も獲得が難しいタレントだろう。チェルシーも興味を示していると言われており、抜群の才能を誇る。リヴァプールの強力3トップを脅かす存在にもなれるだろう。若手ながら即戦力候補で、クロップのスタイルにも合うはずだ。
若い実力者を狙うのはクロップらしいところでもあるが、リヴァプールは冬に大きな動きを見せるのか。やや今季は得点数が思うように伸びないため、攻撃陣に手を加えるプランはあるかもしれない。